ラブスクエア／崎谷はるひ Illust小鳩めばる

ラブスクエア (ダリア文庫) 崎谷 はるひ (文庫 - 2009/1/13)

【あらすじ】
派手で綺麗な顔をした24歳の征矢は、ある日立ち寄った図書館で、バスケ部の先輩・白倉に偶然再会する。当時、物静かで真面目な白倉と、頑なで斜に構えていた征矢は、相容れなかった。しかし互いに気にせずにはいられない存在でもあり…。再開後も、互いに興味を惹かれあう二人。自分がバイだと自覚していた征矢は、その関係を変えようと、白倉にモーションをかけるが―。

２０００年にでた崎谷さんの新装版!!!!
小鳩さんのイラスト、書き下ろしで可愛さ倍増!!!*´д｀*ノシ

高校時代はお互いつっぱてた部分が多く、あまり仲が良くなかったが、久々に再開してみるとかつての寡黙でストイックな先輩の面影はどこへやら。
丸くなったを通り越してヘタレになってた白倉さん。
そんな彼を今思えばあの頃から好きだったんだよな～～と思う征矢。しかもたぶんあれが自分の初恋♪今度は自分から積極的になり、アタックを始めるが――。

崎谷さんの書かれる元々ゲイ(もしくはバイ)の受が大好きなんですよっっつ
それに似合う長身攻キャラもまた可愛くて好き。
なんでこんなにいろんなこと経験してんのにこんなにウブなんだよーーコノヤロー!!!と悶えてしまうわけで。
エロ度も片方が経験者だからUP↑↑です。

昔から父親が働かないせいで自分が生計を立てていた征矢にとって横から色々行ってくる白倉は気に食わない存在なハズなのにいつも目で追ってしまう存在だった。
そんな征矢のことも白倉は気にかけていたわけで。

どっちにしろ当時からお互い両想いだったわけですよ。

わずかな望みをかけて征矢が白倉をセックスに誘いますが、白倉が家に来てお互いの想いが通じたと思ったのに、白倉が「セックスできない」ことを知る。
その出来ない理由が―――どんだけ～～!!と少し前に流行ったギャグを言いたくなりますｗｗｗ
あとがきにもあるように実際にそういう人がいるらしいのでなんとも言えませんが、手首はないわ手首は。
まぁエロ描写がある話にとってマイナスポイントではないのでいいですが。(むしろ超高ポイント)
昔から遊んでた征矢にとっては好奇心をそそられるのですが、ヤってみると痛いわ、白倉が野獣化するわで大変だったが、お互い繋がり合えたという喜びでいっぱいでした(萌)

書き下ろしの「ラブチュチュ」は付き合ってからは何もない事に不信感を抱いている征矢が白倉さんに突き飛ばされて一時の迷いだったんじゃないか？と傷ついてしまうお話。
白倉さんの土下座にモエターー!!!(●´З｀●)
プライドの高い白倉さんが征矢を傷つけたという理由から土下座をするシーンはヨカッタ…その下げた頭を征矢に踏んづけて欲しいくらい萌えました(ォィ)

白倉さんが征矢を避けていたのは一緒にいると四六時中ムラムラしてタマランというなんとも可愛らしい理由。
最後には我慢してた分が大爆発して征矢が起き上がれなくなちゃったんですけどｗｗ

ヘタレ攻とツンデレなのに臆病受が好きな自分は大満足でした。
ちくしょう…なんでこんなに可愛いんだっ!!!!