子連れ狼／井上佐藤

子連れオオカミ (バンブー・コミックス 麗人セレクション) 井上 佐藤 (コミック - 2009/1/27)

≪あらすじ≫
同じ日に偶然アパートの上と下に越してきたバツ１・子持ちのふたりの男。
同じ境遇ゆえか、すぐに意気投合し、互いの家を行き来する間柄となったのだが
ある晩、酔った勢いで起こった事件(？)からふたりの仲は険悪に・・・？



人との萌えや面白いと思う観点がずれているのかな？と思うことがよくあります。
でも人気があるとどんなものかとついつい手にしてしまうのが自分の良くない所であって、後でがっかり・・・という事が珍しくないんですよ。
実際ドラゴンボールやスラダン、エヴァ、ハルヒｅｔｃ・・・どれもイマイチに思えてならないんですね。
マイナーなものが好きだよね～とよく言われるのですが自分にとってはメジャーなわけで、万人にとっての名作が自分にとっての名作とは限らないんだよな～～。なんて思いながら今回の感想です。

井上佐藤なのか佐藤井上なのか分からなくなってしまうｏｒｚ　
人気があると聞いてから半年以上・・・
Ｂｏｏｋｏｆｆさんでたまたま見つけたので試しに購入してみました。
ジュンク堂さんでは『ｆｌａｔ』のあっくんに萌えた方には是非ともおススメ!!と書かれていました。
ヴーン。はっきり言うと面白くなかったですよ。
子連れって言うタイトル名だけに２人とも大人なんであろう(精神的に)と思って読み始めたのが仇となったのか、自分がまだ大人というものを理解していないからなのか。子供より恋愛が優先しすぎではないだろうか？
子供が側で寝てるのにこの２人は何してんだっ!!(怒)だってペットがいるからって場所を変える作品もあるじゃないですか。そこに嫌悪感が沸いてしまってならなかったんですよね。
子供たちもあっくんとは全く違うじゃないか!!!!とショックを受けたり
これといって印象に残る台詞も無かったですし、受や攻に対して感情移入ができませんでした。自分的にはこの２つがＢＬを読む上で重視すべき所だと思うんですが・・・
井上さんは今回が初読みだったわけで、前回でたコミックはどんなものなんだろうと気になりました。絵柄も読みやすいほうなので、自分の萌えと一致してくれれば絶対ハマる作家さんだと思いました。