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2009.07.15設置 BLを愛するがゆえのブログです。好き嫌いが激しいのでご注意を!!!
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はな咲く家路 (ディアプラス文庫) (新書館ディアプラス文庫) 一穂 ミチ 松本 ミーコハウス (文庫 - 2009/9/10)

あらすじ】
高校生のかずさは、生まれたときからずっと母・弓子と二人で生きてきた。ある日、弓子から「結婚したい人がいる」と告げられ、木工作家の慎一と自分と同い年だという息子・葵と顔合わせすることに。初めて会う葵は、真面目で臆病なかずさと違い、まっすぐで自由で――夜空を取り込んだような黒い目で、健やかに笑った。そして、弓子と慎一は結婚し、二人は兄弟になるが……。心を溶かす、初雪色の恋物語。


ミーコハウスさんの表紙がもう可愛すぎて…!!!
内容もシンプルで可愛らしい話でした。

何か大きな事件が起きるわけでもなく、ただ大人になることに対して悩んだり、傷ついたりしてしまう非常に温かい話になりました。

お互いが対照的であればあるほど互いが気になって意識してしまうんでしょうね。
自分に無いものを持っていて、考えもしないこと言う他人の事を知りたいと思った時点で相手は自分にとっての『特別』なんだと思わされました。

何事にも前向きでポジティブな葵と頑固で慎重で怖がりなかずさ。
両方とも好きです。

足して2で割ると丁度いいって言葉がありますが、それで出来た丁度いい人間っていうのは、また他の“誰か”と割ったら丁度いいって言われるんだと思います。
そんなのキリが無いし、丁度良くないから気になって、理解したくなると思うんですよね。

かずさが進路とかに悩む様は自分も他人事ではないし、3年後はもっと不景気になってるかもと考えたら気が気じゃないです。

大人になったらそれなりにしっかりしてる。と考えていたのに実際は全然だし、大人ってどうなったら大人というのかもイマイチ判らないです。(成人を迎えたら大人になってるとも思えないし)
葵のようにこれで食っていける!という特技や才能も自分にはないですから。

かずさの方に大きく感情移入してしまいましたが、ふわんとしていて、ラストまでガッチリおわり。という風にかかれてないところが、ほのぼのとしていて好きでした。





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漫画好きのヲタク(腐女子)です。
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